先日、私がホームページを作成させて頂いたあるピアノ教室さんに幼稚園児の女の子が体験レッスンに来た。
あとで、私との月1の電話ミーティングの時に先生にお話を伺ったら
「コロナ禍だから、幼稚園で歌を歌う時間が無くなってしまい、普通なら当然知っているような童謡をその子は知らなかった」
と言うのだ。
そうかぁー、、、
そんなところにも影響が出ているのか、、、
普通なら当然経験できることが経験できず、今まではみんな当たり前に学んできたことが学べない。
不憫な時代である。
幼稚園で歌う童謡に限ったことはないだろう。
音楽に限らず
運動会が形だけの短縮開催になったり
修学旅行が中止になったり
ゴールデンウイークに家族で遊びにも行けなかったり
そんな話をあちこちで聞く。
子供時代の楽しい思い出として残るはずだった経験が、コロナによって奪われてしまっているのだ。
誠に不憫でならない。
でも今回の先生は、この子の体験レッスンについて書いたブログの最後に
「ピアノ教室は個人レッスンだから、お歌もいっぱい歌えますよ!」
と綴っていた。
そうそう、ぜひ補完してあげてください。
小さな個人ピアノ教室でもできることがあるんだなと思った次第だ。
お歌もそうだし、発表会だってそうだろう。
学校などのイベントが潰れまくっている今、ピアノ教室の発表会は、子供達にとって貴重なイベントごとかもしれない。
せめて可愛いドレスを着せてもらった思い出
たくさんの人の前で演奏した思い出
たくさんの人に拍手をしてもらった思い出
そうした思い出を作る機会を少しでも提供してあげてほしい。
改めてそう思った出来事であった。