9月に株式会社ひろがれ音楽を設立し、それまでの個人事業を同社に移行してから3ヶ月が過ぎた。

会社化してからは事前には予測できなかったことが多発しており、まだ完全な運営体制の以降には至っていない。

個人事業を法人化するというのはなかなか大変なものである。

個人事業を会社化して大きく変わったことのひとつに、会計関係の業務がある。

個人事業の頃はクラウドの会計ソフトを使って一人で簡単に経理の処理ができていたが、会社ともなるとより厳格さが求められ、社会保険など複雑なことも増えてくるので、以前からご縁のあった税理士事務所さんにお世話になっている。

そこでのやり取りを通して思ったことは、法人ではいまだに紙での記録の保存が強いられるということだ。

何かを買ったり支払ったりした時の請求書や領収書、自社で発行した請求書などを、すべて紙に印刷してファイルして保存しておかなければならないというのだ。

例えば Amazon で何か備品を買ったとして、請求も支払いも当然ネット上で行われ、その記録も Amazon のサイトに残るわけだが、このネット上の請求と受領のページを紙に印刷して、保存しなければならないのだ。

毎月の会計業務を税理士さんにチェックしてもらうにも、買い物をした際に PDF で発行された領収書を紙に印刷してそれを郵便物として郵送する、というスタイルをとっている。

なんということでしょう!

PDFで受け取った領収書をメールで送らずに、わざわざ紙に印刷して郵送しているのである。

アナログトランスフォーメーションである。

最初にこれを知った時は「本当かよ!?」と頭を殴られたような衝撃を受けたが、法律で決まっているというのだから仕方がない。

2022年1月から改正電子帳簿保存法が施行されるが、要件が色々とあり、こちらに移行するのもなかなか大変そうだ。

厄介な時期に会社化してしまったものだと思うものだが、これも仕方がない。

こんなことのためにタイミングを変えたくはないし、法律で決まっている以上、やるしかないと腹をくくっている今日この頃である。