今日も運動ネタだ。
最近運動ネタが続いている。

この気ままな感じが本コーナーなのである。

私は筋トレは好きじゃない。
あの歯を食いしばってがんばる感じが好きじゃない。

でも私は、日頃の運動と筋力は、仕事のパフォーマンスを大きく左右すると考えている。

あれは2019年10月半ばの事である。
私は左足の親指を骨折した。

親指の先っちょの骨の半分くらいまでひびが入ったのである。

レントゲンを見た先生に

「うん。骨折だね」

と言われた時

「骨折ですか?ひびなんじゃないんですか?」

と私が言ったら

「骨がズレていない骨折をひびと言うんだよ」

と言われた。

なるほど、医者の定義はそうなのか。

話を戻そう。

起きた事実は、足の指1本の骨に小さな亀裂が入っただけだ。
たったそれだけなのに、その後の2~3カ月はちょー大変だった。

常にびっこである。
当然、極力歩かなくなる。

人間、1~2ヶ月まともに歩けないだけでどうなるか?

もれなく全身の筋力が衰えたのである。

私の仕事はピアノ教室ホームページ製作なので、デスクワークだ。
家でパソコンの前で椅子に座ってパチパチやったり電話をするぐらいだ。

手と口が動くなら、仕事に支障はない、はずだった。

だが実際はどうだったかと言うと、まともに歩けない生活が続くと、すごく疲れやすくなった。

しかもデスクワークをしていて、姿勢が維持できないのである。

気付けば頬杖をついている。
気付けば背もたれに寄りかかっている。

疲れてしまって、自然とそうなってしまうのだ。
そんな状態だった。

つまり、体幹だか何だか分からんが、姿勢を維持する基本的な筋力まで衰えてしまって、何をするにもすぐに疲れてしまう状態だったのである。

運動もできないから、血行も悪くなって疲れがとれにくかったというのもあるだろう。

そんな経験をしてから、「歩く」という行為が、どれだけ人間の体の基礎を支えているかを思い知った。

そして体の筋力が衰えると、何をやっても疲れやすくなり、仕事のパフォーマンスも落ちる。

世の中はリモートワーク流行りで、お家でデスクワークをする人も増えていると思う。

私のピアノ教室ホームページ製作も思いっきりデスクワークだが、日頃の運動、筋力の維持は侮れない。

そう考えているのである。