今週は、埼玉県の某市でピアノ教室をされているS先生という方に、ホームページ健康診断(今お持ちのHPへのアドバイス)をさせていただきましたよ。
S先生はだいぶ前から私のホームページのブログをよくご覧になって、私のこともよくご存知だったそうですが、先月、S先生のご自宅へ遊びにいらしたお知り合いのピアノ教室の先生が、たまたま私のホームページを使ってくださっているお客さんだったそうで、そこで少し話題になったんだそうです。
そして、そのお客さんの先生が背中を押してくださったこともあり(ありがとうございます😊)、先月、S先生は私にこんなLINEメッセージを送ってくださいました↓
「ホームページの検索順位が沈んでしまって、いくら掘り下げても出てこないんです」
一番多いご相談の1つですね。
そしてホームページ健康診断のお申し込みをいただいて、今週、実際にお電話でアドバイスを差し上げた流れでした。
それで今回の件のホームページなんですけど、よくよく調べて、びっくりしてしまいましたよ。
というのは、「ホームページの検索順位が上がらない」というご相談はよくあるんですけれども、今回のホームページは、検索の順位以前に、Googleの検索結果(データベース)への登録自体がされていなかったんです。
Googleのデータベースに登録されていないということは、検索エンジンがそのホームページの存在を知らないということですから、検索順位が上がる下がる以前の話なんですよね。
そのホームページは以前、とあるピアノ教室の先生でもあるコンサルタントの方に有料で作っていただいたそうで、某無料のホームページ制作サービスを使って作られたものでした。
1~2年前に、そのホームページの管理を、そのコンサルタントの先生がするようになってから、ホームページがGoogle検索から消えてしまった、と言うんですね。
これね、たぶんホームページが非公開設定のままになっているって事だと思うんですよ。
非公開設定というのは、ホームページを作ってる途中の状態を見られたくない時によく使われるもので、完成した後も、その非公開設定の解除を忘れてしまっている、というのは割とありがちな凡ミスではあるんですが、それが1~2年も放置されてしまっているようでした。
放置されているところか、検索に出てこないことを相談しても、「Instagramを頑張れば大丈夫」などとわけのわからないこと(Instagramを頑張るのとホームページの検索順位は関係がない)を言われ、そのS先生は不慣れなInstagramを涙ぐましく頑張って投稿していたと言うんですよ。
たぶんそのコンサルタントの先生は、そのホームページが非公開設定になっていることに気づいてもいないんだと思います。
誠にお気の毒ですよね。
しかも、今回のホームページを見てみると、これがまた、10年以上も前の、古~いWeb集客の手法で作られていたんです。
10年以上前の古い手法とはどういうものかというと
「更新ができない固定的なホームページ」+「無料ブログなどの外部の更新ツール」
↑これです。
今回のホームページの場合は、この外部の更新ツールがInstagramだった形です。
インスタがない頃は、アメブロがよく使われていました。
「ホームページ+アメブロ」というスタイルですね。
これ、過去の手法ですからね。
それももう10年以上前の、古い古〜い手法なんです。
昔はなぜこうだったかというと、理由はこうです。
ホームページが一般に普及し始めた初期には、ホームページの更新には専門的な技術が必要で、一般の方が手軽に更新をするのは難しかった。
だからカチッと固まった編集できないホームページ(静的サイト)を作って、レッスンの案内や講師の紹介などを固定的な教室案内はそのホームページに載せて、日頃の教室の出来事などの情報発信は、無料ブログなど外部のサービスを使って行っていた。
↑これが「ホームページ+アメブロ」というスタイルが流行っていた理由です。
「これが良いから」ではなくて、「こうせざるを得なかったから」なんです。
かれこれもう10年以上前の話ですけどね。
ところが、10年ちょっと前あたりから、一般の方でも簡単にホームページを更新できるシステムが登場しました(CMSと言います)。
なのでその頃から、ホームページとブログを一本化した、ワードプレスというソフトを使ったホームページによるWeb集客というのが広まっていったんです。
そんな大昔の話にもかかわらず、ピアノ教室業界のウェブでは未だにこの「ホームページ+アメブロ」というスタイルをよく見かけます。
未だに「これが良い」と思っている人が大勢いるということですよ。
時代遅れも甚だしいというのに、それを知らずに今でもこういう古いスタイルで始める人がいるんです。
私は1人のWebマーケターとして、本当に、本当に、誠に残念だと思っています。
この点については私も、もう何年も前から、ブログやホームページで訴えかけてきました。
それでも力及ばず、届かない人たちがいっぱいいて、今回のような事態が未だに発生しているのは、本当に残念です。
例えば、私は2年前にこんなブログを出していました↓
ホームページを作る時に、これだけは外されないように気をつけてね、という3つの最低限のポイントを警告したものですが、今回のS先生のホームページは、この3つの失敗ポイントを全て踏んでしまっていました。
2年も前に出していたのに、いや、それ以前から同じようなことは何度も何度も発信してきたのに、本当に残念で、砂漠に水を撒くような虚しさを感じずにはいられません。
私の考えが、独りよがりでない事、ウェブマーケティングの王道をきちんと押さえたものである事は、他社様がコンテンツの監修者を私にご依頼いただいている事からも明らか↓です。
「プロを勧めるプロが、プロだと認めている手法」なんです↓
Webマーケティング業界では10年前から常識なのに、ピアノ教室業界では未だにこれが定着していない。
なんでこんなことになっているんだろうか?
そう考えてみると、結局のところ、「正しい判断をできる人がまだまだ少ない」ということなんじゃないかと思います。
今回のS先生のホームページを作ってくれたというコンサルタントの先生も、結局はピアノ教室「運営」のコンサルタントであって、Web集客のコンサルタントではなかった、ということです。
その人はピアノの先生であって、Webマーケターではないんでしょう。
だからごくごく基本的なWebマーケティングの判断ができない、そういうことなんだと思います。
多分こういう人がいっぱいいるんだと思います。
ホームページというものについて、SEO(検索対策)というものについて、Webマーケティングというものについて、よく知らないのに、以前からあるものに、なんとなく「右ならえ」している、そういうことなんじゃないでしょうか。
もう、本当に残念でなりません。
今回のS先生は結局、今のホームページは「沈んでいるものを持っていたってしょうがない」ということで、もう手放して、私のところでホームページを作り直して、私のコンサルでWeb集客の指導をきちんと受けることを選ばれました。
S先生が言ってましたよ
「やっぱり、ピアノ指導にはピアノ指導のプロがいる。
会計には会計のプロがいる。
広告には広告のプロがいる。
そういう、それぞれのプロに頼まなきゃダメって事ですよね」
って。
「餅は餅屋」と昔から言われている通りですよね。
S先生は、先月ご自宅に遊びに来られた私のお客さんのピアノ講師さんを見ていて
「教室に専念できていることがとても羨ましかった」
ということもおっしゃっていました。
もう、ホームページとか検索順位とか、わけのわからないものに神経をすり減らすのではなく、ピアノレッスンのプロとしてピアノ教室に専念したい、と言うんですね。
それはそうでしょう。
それがあるべき姿だと、私も思います。
今回は、そんな埼玉のピアノ教室のS先生へのホームページ健康診断でした。
これからガンガン巻き返していきましょう!💪
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