ウチの近所にあるスーパーのお惣菜「おつまみチャーシューメンマ」を先日久しぶりに買ってみた。

その名の通りメンマの上に薄切りのチャーシューがのったビールのお供にもってこいなお惣菜である！

で、晩酌をしながら食べていると、今まで見たことのないお友達がこんにちは。

モヤシさんである。

スーパーで手に取った時は気づかなかったのだが、チャーシューとメンマの下が、モヤシさんでかさ上げされていたのである。

むぅ、メンマ減ってない？

この円安でメンマの仕入れ値が上がってしまったのだろうか。

その辺は私には分からない。

事実として確認できていることはメンマさんが減って、モヤシさんが出世しているということだ。

これはぁ、、、
ステルス値上げってやつか？

原価の高い材料を減らして、原価の安い材料に置き換えているのである（かもしれない）。

最初はそんな風にも思ったのだが、いやいや、食べ始めると、モヤシさんいい仕事してるじゃん。

メンマだけでは出せないシャキシャキ感。

あれ？
もしかして前より美味しくなってない？

私としては以前のチャーシューとメンマだけより、モヤシさんが加わった方がポイントが高い。

コストダウンと品質アップという矛盾を克服する画期的アイディアである。

まあ味の好みなんて人によるからわからないが、ピンチはチャンスとは言ったものだと思う。

きっかけは仕入高による値上げの必要性だったのかもしれないが（違ったらごめんなさい）、それを批判する必要は毛頭ない。

むしろこういう創意工夫をして懸命に戦われていることを高く評価したいと思う。

ただしひとつだけ物申したい。

モヤシさんの存在を隠すのはかわいそうだ。

商品名は「おつまみチャーシューメンマ」。

外からは、下にモヤシさんが隠れていることは見えない。

これではいかにも卑怯なかさ増しをしているようではないか。

そんなことではいけない。

モヤシさん、あなたは良い仕事をしている。

これを認めて表に出してあげるべきではないだろうか。

だから今後の商品名は「おつまみチャーシューメンマもやし」とかそんなやつにすることだ。

あとビジュアル的にも、チラ見せでもいいから、モヤシさんの存在をアピールして欲しい。

なぜ隠す？

モヤシさんがそんなに恥ずかしいのか？

もっとモヤシさんに自信を持てばいいじゃないか。

ついつい熱く語ってしまったが、晩酌のおつまみを通して、そんなことを感じている今日この頃である。