2024年3月6日、日本武道館で開催された「Giovanni Dream Gig 日本武道館」という音楽イベントに行ってきました。
たくさんのアーティストが参加した音楽ライブでしたが、私が主に観に行ったのは「4年2組」というインディーズの男性ボーカルグループです。
青春をテーマにしたアイドル的な9人組のグループなのですが、メンバーの1人に、以前からの知り合いの方がいらしたので、「どれどれ」という感じで行ってきましたよ。
その知り合いのメンバーというのは泰生（たいせい）さんという方で、私は以前から普通に仕事関係のお付き合いがあって、苗字で○○さんと呼んでいました。
その○○さんから、2月の頭頃に突然メールをいただいて、「実は今こんなことやっていて、3月に武道館公演をやるんです」というので知ったんですね。
「え、○○さん、こんなことやってたんですか？」という感じでびっくりしたんですけど、メンバーの皆さんも年間で300日ぐらい路上ライブをやって、ものすごく頑張って今回の武道館公演を実現したんだそうです。
武道館公演をやるには億のお金がかかるそうなので、インディーズのグループがこれをやるのは途方もない話ですよね。
もちろん音楽事務所さんが入ってのことですが、今回の資金作りの一環として、クラウドファンディングをやっているので支援してもらえませんか？というお話でした。
こういう音楽で頑張っている若者には、私みたいなオジサンは弱いんですよね笑
私も20代はいろいろ大変でしたし、いろんな方々にお世話になったので、なんだか助けたくなってしまいます。
そんなことがあって、今回の4年2組の武道館公演に対して、私からも10万円だけ出資させていただきましたよ（もちろんチケット代は別）。
それにしても、実は正直、お金は出すにしても、当日のライブ会場に行こうかどうかというのは、ちょっと迷ったんです。
なにせ、青春をテーマにした若者のアイドル的な男性グループなので、私みたいなおっさんが客で行ったら浮くんじゃないかと笑
若い女の子の中で、居づらい感じだったら嫌だなー、とも思ったのですが、まあせっかくだし、これも勉強だと思って行ってみようと決めた次第です（決して下心ではございませんハイ）。
でもいざ実際行ってみたら、意外と年齢層の高いというか、おじさんおばさんが想像以上に多くてびっくりしました。
最初は意外に思って「これは、純烈的なアレなのか？」ともちょっと思ったんですが、しばらく観察していたら「なるほどそういうことか」と合点が行きましたよ。
要は、私みたいな人が他にもいっぱいいた、ということですね。
今回のイベントを主催されたのは「株式会社ジョバンニ」という音楽事務所さんで、今回の公演には、「4年2組」「女子独身倶楽部」「SETSUNA」といった、このジョバンニに所属するボーカルグループ、アイドルグループのほかにも、結構たくさんの音楽ユニットやYouTuberの人たちがゲストとして参加されていました。
全アーティストの頭数の合計で言ったら、結構な人数だったと思います。
そして彼らにとっても「武道館出演」なわけで、相当な晴れ舞台であり、そんな彼らも、応援してくれる大人たちに相当支えられているんだな、ということがよくわかりましたよ。
もちろん若いファンの子たちも少なからずいましたけどね。
ステージのパフォーマンス自体は、若い子たちのアイドル感ギラギラの感じで、観客席の方もペンライトを振りながら、キャーキャー名前を叫んで、飛んだり跳ねたりしてるんですが、まあその年齢の分布の仕方が、なかなかになかなかだったわけです。
そして、やはり日本武道館なので、開催する側もさすがにしっかり計算して設計しているな、という印象を強く受けました。
一応、名目上の主役（と言ったら失礼ですが）は、「4年2組」「女子独身倶楽部」「SETHUNA」と言った若手アーティストたちですが、ゲストとしてしっかりと知名度や実力のある人たちを呼んで固めていたからですね。
例えば
「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん。
芸人だと思っていたら普通に歌が上手くてびっくりしました。
ポケモンのサトシや、コナン役の声優の松本梨香さん。
ポケモンの主題歌を歌ってましたが、たぶん他のどのアーティストさんよりも会場が湧いていましたよ。
恐るべし国民的アニメ。
そしてシンガーの物部彩花さん。
圧巻のパフォーマンスで、もう、聴き応え満点。
純粋な音楽ライブという意味では、完全にこの人が背骨になっている設計だと私は感じました。
こんな具合に、来場者の顔ぶれを見ても、イベント全体の設計を見ても、総じて私が感じたのは「頑張る若者と、それを応援する大人」という構図でした。
私がそういう目で見るから、そう見えただけなのかもしれませんけどね。
ちなみに、会場の外に、今回の公演へのお祝いのお花がずらっと並んでいたのですが、お花の宛名が一番多かったアーティストは誰だと思いますか？
それは、今回の音楽事務所ジョバンニの社長の立石賢司さんでした。
入場前にそれを見た時は、「なんでこんなに社長宛が多いんだろう？そういうものなのかな？」と思っていたのですが、この方はなんと、公演の間、ずっと後ろのバンドで生演奏をしていたギタリストさんだったんです。
ああ、こうやって自分でも音楽をやってきた人が、想いを持って、事務所を作って、各所から支持を集めて、若いアーティストを世に送り出す仕事をしてるんだなって、私は勝手に想像しましたよ。
私はこの立石さんという方がどんな方なのか知りませんが、今回の出来事全体を眺めていて、そんな風に私は感じたんですね。
そういう意味で、いやはや、心が暖かくなる良いイベントだったと思います。
4年2組の皆さん、泰生さん、これからも頑張ってくださいね。
そしてこれからもっともっとビッグになって、「俺はインディーズ時代から支援してたんだ」と、私に自慢させてください笑
おしまい😊
【追記：後日、泰生さんがTikTokで弊社を紹介してくれました😊】
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