昨日は福井のピアノ教室のI先生と月1のHP集客コンサルを電話で行いました。
それで昨日も、ピアノレッスン料(月謝)の値段を上げるの、上げないのっていう話になったんですね。
で、ご多分に漏れず昨日も「相場」の話になったんです。
「うちの地域の平均的な月謝は○○円くらいなんです」って。
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これね、前にもYouTubeとブログでがっつり話したことがあるんですが↓
↑動画か↓文章、お好きなほうをご覧ください。 永井です。 今回から、ピアノ教室のレッスン料(月謝)の決め方(値決め)と、値上げについての私の考えを、2回に分けてお話ししてみます。 このピアノレッスン料の値決めと値上げにつ …
私の考えとしては、ピアノレッスン料(月謝)の値段を決める時に、あまり相場や平均を意識しすぎるのはいかがなものかなと思ってるんです。
なぜなら、ピアノ教室を含め、物やサービスの値段の「高い」「安い」というのは、それを買う人、買わない人、それぞれの人の主観で決まるものだからです。
昨日も福島のピアノ教室のI先生と電話で話していたんですけど
例えば
「あなたはチョコレート1粒に300円出しますか?」
I先生の答えはイエスでした。
私の答えはノーです。
私はチョコレート1粒に300円も出したりしませんが、それを喜んで出す人も世の中にはいるわけです。
では、こう聞かれたらどうでしょうか。
「あなたはビール一杯に300円出しますか?」
私の答えはもちろんイエス!
もう、喜んで出しちゃいます👍笑
一方で、ビール一杯に300円出さない人だっていっぱいいますよね。
タダでも飲まない人だっているでしょう。
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では、こうして見た時に
「チョコレート1粒300円は高いのか、安いのか」
「ビール1杯300円は高いのか、安いのか」
それを考えるならば、それは「それぞれの人の価値観次第」ということになりますよね。
ソレが欲しい人は出すし、欲しくない人は出さない。
出す人は出すし、出さない人は出さないんです。
つまり「適正価格」というのは、一人ひとり違うんです。
だから
「チョコレート1粒の相場はいくらなのか?」
↑これによって値段を決めることに、どれほどの意味があると思いますか?
もし世の中全体のチョコレートの値段の平均値を出したとして、その値段をこのチョコレートに当てはめるのは、果たして適正と言えるのか?
もしその平均額が300円より安かったならば、このチョコレートは300円より安く売らなければならないのか?
300円より安くしなければ人は買ってくれないのか?
そうじゃないですよね。
これね、ピアノ教室のレッスン料(月謝)の値段についてだって、全く同じことが言えると私は思うんです。
ピアノ教室のメインの商品は先生という「人」です。
世界に2つとない、完全なオリジナル商品です。
ピアノ教室の先生方も、皆さん本当に個性豊かですからね。
習う側、選ぶ側、買う側にだって「この先生がいい」「この先生はやだ」というのは当然あるんですよ。
その先生が、選ぶ側の価値観に合えば、月謝1万円だって出すでしょう。
その先生が、選ぶ側の価値観に合わなければ、月謝100円だって出さないでしょう。
こう考えると、「相場より高くしたら売れない」とか「相場より安くしたら売れる」という思考は、何とも不毛に見えてきませんか?
肝心なことは、よそがいくらで売ってるかではないと思います。
その先生がどんな人で、どんな価値をお客さんに提供できるのか、それをきちんと示すことです(それがホームページやブログの役割)。
あとは自然と、それを良しとする人が買い手として現れるでしょう。
ただそれだけのことだと私は思うんですね。
ですから、ピアノ教室のレッスン料(月謝)の相場とか平均について、あまり気にしすぎたり、「合わせなきゃ」「外れてはいけない」なんて考えるのは、ほどほどにした方が良いと私は思いますよ。
昨日は福島のピアノ教室のI先生とそんなお話をした電話面談でした。
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