昨日は午後一で大阪のピアノ教室さんと月イチの生徒集客面談をした後、東京都内某区のピアノ教室の先生と久しぶりに電話でお話をしました。

こちらのピアノ教室さんはもう2018年の12月頃にホームページを作成させていただき、もう私の生徒募集サポートは卒業されているのですが、昨日は「最近どうですか~?」という感じで、半年ぶりに最近の状況を聞かせてもらいましたよ。

こちらのピアノ教室さんは来月にピアノ発表会を控えているのですけれども、子供の生徒達がポップスの曲ばかり弾きたがると、嘆いていらっしゃいました。

これももうピアノ教室あるあるですよね。

あちこちでしょっちゅう聞きます。

最近は鬼滅の刃が低年齢化しているそうですよ。

去年あたりは小学生で鬼滅の刃を弾きたがる子が多かったようですが、最近は幼児まで弾きたがるようになってきたということです。

まだ十六分音符なんて全然弾けないのに「えらいこっちゃ」ですよね。

そうやって子供たちがポップスやアニソンばかり弾きたがるということで、日本中のピアノ教室の先生がお悩みなんですけども、まあ仕方ないといえば仕方ないかなという気もするんですよね。

クラシックを弾きたがらないというより、そもそも知らないんでしょうね。

インターネット(と言うよりYouTube?)がなかった時代(ほんの20数年前!!!)と今とでは情報量が違いすぎて、クラシック音楽が昔よりもさらに、膨大なコンテンツの海に埋もれてしまっているのではないでしょうか。

知らないものは欲しようがないし、知らないものは憧れようがないですよね。

じゃあ昔はどうだったかと言うと、ピアノ発表会とかでお姉さんの生徒さんが弾いているのを聞いて、それに憧れて弾きたがる、という良い循環があったと思うんですけれども、今はその憧れる対象が YouTuber になった、というような現象に見えます。

昨日の先生も電話口で、レッスンの中にもっと音楽を鑑賞する時間を増やした方が良いのかな?というようなこともおっしゃっていましたよ。

そうですね、とにかく何かしらの形で、それまで知らなかった音楽に触れて、その良さを感じて、憧れを抱く、この流れをなんとか作りたいものですよね。

う~ん、どうしたものでしょうか。