
永井です。
今回はSEO対策、つまりホームページやブログをネット検索で上位表示させる対策について、少しテクニカルなお話をしてみます。
町の個人ピアノ教室などの音楽教室も、やはりネット検索で探す方は多いですから、ここは大事です!
SEO対策は、突き詰めていくとかなり話が広がってしまいますので、今回は「最低限ここだけはおさえよう!」というポイントに絞って、ご紹介したいと思います。
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2018年あたりから順位が下がった方へ
本題に入る前に
前から自分のピアノ教室ホームページを持っているけど、2018年あたりから順位が下がってしまった……
そんな方は、まず次の記事をチェックした方が良いかもしれませんよ。
「ここ1年で教室ホームページの検索順位が下がってきたんです」← それってもしかして……
どんなキーワードを狙うか
さて、検索対策でホームページの設定をいじる前に、そもそもどんな検索キーワードを狙うかをまず考えましょう。
基本的には、「地域名」「楽器名」「教室」「レッスン」あたりで検索された時に、上の方に出てくると良いですよね。
例えば
「調布市 フルート教室」
「吉祥寺 クラリネットレッスン」
等の検索を狙うわけです。
地名は、駅名を選ぶか市区町村名を選ぶかは、立地に応じて判断しましょう。
注意したいのは、範囲を欲張り過ぎない事です。
例えば「世田谷区 ピアノ教室」を狙うとしても、世田谷区って結構広いんですよね。
管楽器など、生徒さんがある程度自分で移動して通える教室はまだしも、ピアノやヴァイオリン、リトミック等、ある程度近場で探される教室は、あまり広範囲で検索順位をとっても結局通えません。
郊外のベッドタウンであれば、半径3km、車で20分以内等、範囲を絞る事も大事です。
一番強力なのはトップページ
次に、具体的にどうするかのお話に入ります。
ピアノ教室・音楽教室のホームページの場合、最も検索に上げやすいのは、基本的にはトップページです(ブログの場合はブログのトップ)。
なので、前項で決めたキーワードの対策で、最も重要なのはトップページの設定なんですね。
※個別のブログ記事や下層ページを検索に上げる事もありますが、これはまた別の意図を持つ場合が多いです。
参考記事:教室ブログは「成約用」と「集客用」を分けて書く
それでは具体的に見ていきましょう。
最重要項目はサイトタイトル
何かを検索すると、検索結果に青字リンクのタイトルが出てきますよね。
これは検索ユーザーに、そのホームページの内容を端的に伝える部分なので、キーワード的にも検索エンジンが最も重視する箇所です。
なので、トップページ、つまりサイト全体のタイトルに、しっかりと狙うキーワードを入れる事が一番大切です。
特にサイトタイトルの効果は一番強力です。
なので逆に、キーワード的に重要でない言葉はもったいないので、タイトルでなく説明文に回しましょう。
説明文は、人が読んで魅力的に思う文章にしましょう。
※2019年4月現在では説明文のキーワードは重視されていませんので、不自然なキーワードの詰め込みをしても意味がありません。
ちなみにサイトタイトルは32~34文字以内、説明文は120~130文字以内ぐらいを目安に収めると良いでしょう。
サイトタイトルと説明文をどこで入力するかは、ツールによって異なりますので、お使いのツールで調べてみてください。
大抵は管理画面のどこかにあるハズです。
トップページの本文にもキーワードを入れる
個別のブログ記事でもそうですが、タイトル&説明文とページ内容がズレているのはよろしくないです。
タイトルに興味を持ってクリックしたのに、内容が全然違かったらがっかりしますよね?
検索エンジンに対しても、ちゃんとタイトル&説明文と内容が一致している事を示す意味でも、トップページの本文にもキーワードを入れると良いです。
- 教室案内文に入れる
- アクセス情報に入れる
- 通われている生徒さんの情報に入れる
など、何かしら関連する情報はあるかと思います。
ちなみに画像の文字は、今のところ検索対象では無いので、テキスト(ドラッグで選択できるやつ)で入れてくださいね。
ブログは水面下の浮力
トップページという氷山の頂上を浮上させるための水面下の浮力。
それがブログです。
サイト内に含まれるブログ記事へのアクセスが、SEOの大きな力となります。
検索上位表示対策を意識したブログの書き方については、別の記事がありますのでご覧ください。
たまに検索順位をチェックする
検索順位は最低でも月に1~2回ぐらいは実際に検索して、確認するようにしましょう。
検索順位は他サイトとの相対評価なので、けっこう頻繁に変動しますからね。
効果が出なかったら何か考えなければならなりませんが、ジリジリと順位が上がっていくのを眺めるのは楽しいものですよ!
以上、今回は個人音楽教室のSEO対策について、一番肝心な、最低限やっておきたいポイントについてご紹介しました。
※検索対策(SEO)についてはセミナーでかなり詳しくお教えしています。
個人音楽教室のための検索対策(SEO)セミナー(初級編) ~ホームページを上位表示させる方法~
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