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理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。

今回はピアノ教室の生徒募集における インスタグラム の効果について、ひとつの実例をご紹介させていただきます。

私自身はこれまでホームページとブログによる集客を専門でやってきて、インスタグラムはまだ先月(9月)から始めたばかりなのですが、早くも色々なことが見えてきていますので、今日はそれのお裾分けです。

4月からインスタグラムを開設していた東京23区のピアノ教室 K先生

先月(9月)のことですが、以前当社でホームページを作らせていただいた東京都23区のピアノ教室のK先生と、半年ぶりに電話面談でお話を伺いました。

電話の数日前に私の方からK先生のインスタグラムアカウントを見つけてフォローしていたので、「どうもどうも ^ ^ 」なんて話していたところから、インスタグラムの効果についての話題になったんですね。

聞くと、周りのピアノ講師仲間に勧められて、4月にインスタグラムのアカウントを開設して、ちょうど半年が経とうというタイミングでした。

講師仲間さん曰く

「最近のママさんは、みんなググるんじゃなくて、インスタでタグるのよ!」

↑とのことです。

インスタグラムに限らず、SNSについて言及される時に、本当によく効くキーワードがこの「みんな」です。

「みんな」って、誰なんでしょうね、、、

一体何をもって「みんな」と言っているのか、いつも疑問に思います。

▼こんな感じの論調ですね。

とにかく、お仲間にそう言われて、K先生もインスタグラムをはじめていたみたいなんですね。

でも、K先生自身もまだ未就学児のお子さんがいる「今時のママさん世代」なのですが、K先生自身は普段インスタグラムで何かを探すことはないと言っていました。

そしてK先生の周りのママ友さんからも、インスタグラムで何かを探すという話はほとんど聞かないそうです。

はたして「みんな」とは???

なのでK先生としても「本当かな?」という感じの様子でした。

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まずはS先生のインスタグラムの状況を確認

それで、S先生のインスタグラムアカウントの状態ですが、開設期間は前述の通り2022年の4月から9月の半年間です(今も継続中ですが)。

その間の投稿の総数は12本でした。

決して多くはないですが、そこそこ綺麗な画像を作成されて、教室の実態をきちんと感じられる内容にはなっていました。

フォロワーは60人程度で、ほとんどお知り合いや同業者、そして謎の外国人(来ますよね笑)のようでした。

そして「○○区ピアノ教室」でインスタグラム内で検索された時は、きちんと見つけられる状態ではありました。

そしてプロフィール欄からは「詳しくはホームページをご覧ください」みたいな感じで、ホームページにリンクを貼っていました。

↑とまぁ、決してゴリゴリ頑張って運用していたわけではありませんが、一応探された時は見つけられるようにはなっていたし、ちゃんと営業中であることが分かる程度には投稿を出していて、ホームページへの動線も引いていたわけです。

こんな状況の上で、二人で電話口で「どうなんでしょうね」なんて話していたわけです。

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K先生のインスタグラムからホームページへのアクセス解析をした結果は!?

で、こういう時は数字を見るのが一番です。

数字こそが「事実」ですからね。

まず インスタグラムの中でのお問い合わせ、メッセージはゼロでした。

それはまぁいいでしょう。
大して更新してませんでしたからね。

それで注目はホームページへのアクセス数ですよね。

検索した時に見つけることはできたし、インスタグラム内での情報は不十分だったとはいえ、詳しい情報はホームページに掲載していることをアナウンスした上でリンクを貼っていたわけですから、これがどの程度働いていたのかが焦点となるでしょう。

そこで Google Analytics というアクセス解析ツールを見てみました。

発表します。

2022年4月~9月の期間、K 先生のホームページへのインスタグラムからのアクセス数は、、、

9件でした。

一方、同じ期間で、Google検索からのホームページへのアクセス数は合計で1,425件でした。

これが、この半年で数字を通して確認できた「事実」です。

▼ちなみに以前、フォローが数千人いる方のご相談を受けた事もあります。

インスタグラム フォロワー数千人のピアノ教室さんの生徒募集やいかに!?

これをどう見るか?

肝心なのはここからですね。

この事実をどう見るか?です。

ここまでの話では、さも私が「インスタグラムって実は使えないんだよ」みたいな誘導を仕掛けているように見えるかもしれませんが、そういうわけではありません

アカウントをそんなにゴリゴリ運用してこなかった以上、ここのところにまだ検証の余地があるからですね。

「大して更新もしないで、そんなに甘いわけないでしょう」

そういう見方も当然あろうかと思います。

なので今の時点ではまだ白黒の判定はできません

ただ今回、ひとつの検証結果を得られたのも事実です。

それはこれまで見てきた通り

「ただ導線を敷いただけでは機能しない」

ということが確認できたということです。

これは極めて大きな収穫だと私は思います。

少し前のブログで私は「ピアノ教室のウェブ集客における『正解』の探し方」と題して、実験をしてそこから何かを得ることの大切さを語りましたが(下のリンク参照)、今回の収穫はまさにそれです。

ピアノ教室のウェブ集客における「正解」の探し方

「インスタグラムを開設して半年、ホームページへの流入は9件だった」

↑これは「事実」であって「失敗」ではないわけです。

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次の手をどうするか?

こうして、まずは

「とりあえず導線だけ引いておくだけでも多少はマシなんじゃないの?」

↑という安易な仮説が打ち砕かれたわけです笑

ひとつの誘惑を打ち消すことに成功しました!
前進ですねぇ!

そして、じゃあ次はどうするかですよね。

次の選択肢はざっくり2つに分かれるんじゃないでしょうか。

1つは「これ以上深追いしない」という選択肢ですね。

「やらないと決める」という事です。

これはこれで、インスタグラムへの気がかりを吹っ切って、ホームページやブログに心置きなく専念できるということなので、これはこれでパワフルな選択肢です(心が定まる力は大きい)。

この選択を確信をもってすることができるだけでも、この半年間の実験は十分に価値があったと思います。

そしてもう1つの選択肢は「本格的にインスタグラムを運用してみる」ということですね。

「ちょっとかじっただけじゃダメだ」ということを確認できた以上、「ちゃんとやるか」「スパっとやめるか」という選択になるということですね。

もしこれから本格運用していくとなると、それなりの時間と労力を投資していく必要が出てくるでしょう。
中途半端にやってもダメだということが分かったわけですからね。

もしやるのであれば、そこから次の検証段階に進んでいくことになるでしょう。

今回、K先生は「これ以上深追いしない」という選択をされていたようです。

まあそんなに暇でもないですからね。
それはそれで良いんじゃないでしょうか。

インスタグラムの「本当の実態」について今後も要研究

ということで今回は、東京23区のピアノ教室K先生のインスタグラムを通して、私が自分の目で確認した実例をご紹介しました。

インスタグラムについては、まだ中間報告というか、調査中というところですね。

インスタグラムの「本当の実態」について、引き続き研究していこうと思う今日この頃です。

おしまい。

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「理想のピアノ生徒が集まる仕組み」を考案して8年、600名超の先生に直伝、4000件超の体験申込と1000人超の新入会を作ってきました

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